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4/26(土)~ 特別展「没後50年 岩﨑勝平」

主催:川越市立美術館

●特別展「没後50年 岩﨑勝平」

岩﨑勝平《真知子巻の女》1957年 川越市立美術館蔵

【開催趣旨】
 川越出身の洋画家、岩﨑勝平(1905-64)が没して本年で50年を迎えます。
 本郷洋画研究所で岡田三郎助に、東京美術学校(現東京藝術大学)で藤島武二に学んだのち、官展や光風会展等への出品を重ねて研鑽を積んだ岩﨑は、昭和11年(1936)《小憩》で文展初入選を果たして以降、人物画を主体に官展主力画家として活躍を始めます。しかし、商和13年に支援者であった叔父・福沢桃介が、同15年に父が没したことにより経済的基盤を失い、さらに同16年には妻となった画家・斎藤五百枝の娘が半年で死去したことで斎藤との確執が生じると、岩﨑は画壇を追われる身となってしまいます。それでも画家であることにプライドを持ち続けた岩﨑は、極貧の中で知己となった評論家・河北倫明や小説家・川端康成などと交流を重ねながら制作を続け、波瀾の後半生を送りました。
 川越市では、1991年に川越市立博物館にて初の本格的な回顧展を、また2005年には当館において特別展を開催し、その画業を紹介しました。また、岩﨑の作品および資料の体系的な収蔵を目指し、永年にわたって収集活動に努めるとともに、当館の常設展示室において広く一般に公開して参りました。一方で、没後50年が経過した今日、晩年の岩﨑にまつわる数々のエピソードが語り継がれてきた地元川越でも、その存在は徐々に風化しつつあります。
 本展では、節目となる本年を契機として、岩﨑の現存する代表作品および関連資料を一堂に展示し、改めてその画業の軌跡を辿ります。さらに現時点で収集し得た画家と直接関わった人びとの証言をとおして、等身大の岩﨑勝平に迫ってみようと思います。
 岩﨑を知る方々がもう一度彼に思いを馳せ、あるいは、知らない方々の記憶に画家の名が刻まれる機会となれば幸いです。


【 会  期 】平成26年4月26日(土)~6月15日(日)(開催日数44日)
【 会  場 】川越市立美術館 地下一階 企画展示室
【開館時間】午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
【 休 館 日】月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
【 観 覧 料】大人500円(400円) 大高生250円(200円) 中学生以下無料
       ※()は20名以上の団体料金
       ※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
       ※「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金

【 主  催 】川越市立美術館
【 助  成 】公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
【 後  援 】朝日新聞二紙埼玉支局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、東京新聞さいたま支局、
       日本経済新聞社さいたま支局、毎日新聞埼玉西支局、読売新聞さいたま支局、
       NHKさいたま放送局、JCN関東、テレ玉、FM NACK5


【主な出品作品】
・《自画像》(卒業制作)昭和5年 キャンバス・油彩 東京藝術大学
・《夏》(第7回春台美術展受賞)昭和6年 キャンバス・油彩 川越市立美術館
・《小憩》(昭和11年文部省美術展覧会選奨)昭和11年 キャンバス・油彩 川越市立美術館
・《父の霊に捧ぐ》(第16回春台美術展)昭和16年 キャンバス・油彩 真行寺
・《東京百景の内 大川端》昭和24年 紙・鉛筆、水彩 川端康成記念会


【関連事業】※予定につき今後変更される可能性があります

■記念長唄演奏会「岩﨑勝平作品によせて」
出 演 :長唄女子東音会・東音 金子君子 氏 ほか
日 時 :平成26年5月18日(日) 午後2時~
会 場 :当館2階 アートホール
定 員 :80名(先着)
参 加 費:無料
申 込 :平成26年5月1日(木)午後9時から、電話またはFAXにて当館まで

■ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日 時 :平成26年4月30日(水)、5月10日(土)、24日(土)※手話通訳付き、6月8日(日)
     いずれも午後2時~
参 加 費:無料(要特別展覧会券)


■川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30-1
TEL 049-228-8080
FAX 049-228-7870
URL:http://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/